この記事では、世の中に溢れる「当たる占いの種類」をまとめて一挙紹介しています。
タロットや水晶占いのような本格的なものだけでなく、
- 朝のニュース番組で見かける誕生月占い
- 雑誌にさりげなく載っている血液型占い
- 手を見せてといってくる友人の手相占い
などなど、私たちの身近にはいろいろな占いが溢れています。
あなたが占いに興味がない人だったとしても、一度はその結果を気にしたことがありますよね。
今回は、「当たる占い」の真実と、世間に溢れる占いの種類について、徹底的に語ります。
そもそも占いには、本当にたくさんの種類がありますよね。
当然、中には当たるものもあれば当たらないものもあります。
「占い」というと、どうしても胡散臭いイメージが強いでしょうが、実際に当たる占いというのはちゃんと存在するんですよ。
当たる占いを見極めて、ちゃんとした占い師に占ってもらえば、
占いはあなたの人生にとって、とても有益な情報をもたらしてくれます。
- 転職を考えていて、自分に適正な職業を知りたい
- 新しい恋愛がうまくいかず、忘れられない相手と復縁できるか知りたい
- 人生躓いてばかりで、うまく生きていくために自分自身のことを深く知りたい
などなど、何かしらの悩みを抱えている人はたくさんいます。
しかし、このような人生を左右するような悩みに対して、正しい回答が出せる人なんていません。
こういった人生の悩みに対して、正確にアドバイスや回答ができるのは当たる占い師だけなのです。
もしあなたが何か悩みを抱えているのなら、問題に対する最悪の選択を避けるためにも、当たる占い・占い師をきちんと選んで相談してみてください。
この記事では、当たる占い師の見分け方や、あなたが選ぶべき占いの種類についてすべてお話しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
たいして当たらない雑な占いに惑わされることなく、「当たる占い」を見極めて自分の本当の運勢や可能性を見つけることができるようになるために、ぜひ気になるところだけでも読んでみてください。
目 次
- 1 「よく当たる占い」は存在するのか?
- 2 重要なのは「よく当たる占い師」との出会い
- 3 占いの種類【50音順】
- 3.1 占いの種類1.「易(えき)」
- 3.2 占いの種類2.「九星気学」
- 3.3 占いの種類3.「奇門遁甲」
- 3.4 占いの種類4.「算命学」
- 3.5 占いの種類5.「ジオマンシー」
- 3.6 占いの種類6.「四柱推命」
- 3.7 占いの種類7.「紫微斗数」
- 3.8 占いの種類8.「宿曜占星術」
- 3.9 占いの種類9.「水晶占い」
- 3.10 占いの種類10.「数秘術」
- 3.11 占いの種類11.「星平会海」
- 3.12 占いの種類12.「姓名判断」
- 3.13 占いの種類13.「占星術(西洋占星術)」
- 3.14 占いの種類14.「ダウジング占い」
- 3.15 占いの種類15.「タロット占い」
- 3.16 占いの種類16.「手相占い」
- 3.17 占いの種類17.「風水」
- 3.18 占いの種類18.「夢占い」
- 3.19 占いの種類19.「六壬神課」
- 3.20 占いの種類20.「ルーン占い」
- 3.21 占いの種類21.「霊感」
- 3.22 占いの種類22.「六星占術」
- 4 まとめ
「よく当たる占い」は存在するのか?
「よく当たる占い」は、本当に存在します。
「よく当たる占い」なんて聞くと、「うさんくさい」と思われるかもしれませんね。
確かに、占いには曖昧なもの、適当なことを言っているだけのもの、ひどい場合はお金儲けのためだけにやっているものまで存在します。
「占い」=「胡散臭いもの」
と考えられても仕方のないことかもしれません。
ただ、占いの中には「昔からきちんとした根拠に基づいて行われているもの」が確かに存在するのです。
そういった、昔から存在する「由緒正しい占いの手法」というのは、
ここ1、2年の間に適当に編み出された占いとはわけが違います。
その場しのぎの曖昧な占いではなく、本当の意味でよく当たる占いというのは、
「昔から物事の対応関係を研究してきた、それなりの根拠を持った占い」のことなんですね。
「よく当たる占い」の真実
よく当たる占いとは、「昔から物事の対応関係を積み上げている」占いです。
対応関係とは、簡単にいうと「これがこうなったときに、こんな出来事が起こる確率が高い」というデータのことですね。
例えば、西洋占星術の場合、
「この星があの位置にある時は悪いことが起こりやすい」
「逆に、あの星がそこにある時はいいことが起こる確率が高い」
などの、星の位置と地上の出来事の「対応関係」を、昔から途方もない量蓄積しているのです。
昔から先人達が対応関係を研究してきた占いの手法の場合、こういった膨大な量の対応関係が古来より受け継がれているわけです。
つまり、よく当たる占いというのは「占い師が超能力を使って透視をする」ものでも、「霊的なパワーを借りて未来予知をする」ものでもありません。
「昔からの対応関係と照らした結果、こうなる確率が高いですよ」
と示してくれるものこそが、よく当たる占いと呼べるものなのです。
また、よく当たる占いには以下のような特徴があります。
- アドバイスの内容が具体的
- 話術に頼っていない
逆に、アドバイスの内容が曖昧だったり、話術で引き込もうとしてくる占いは「胡散臭い」占いです。
「今日は○○に行くと気になっているあの人に会えるでしょう」
「今日は○○に行くと良いことが起こるでしょう」
「今日はいいことが起こるでしょう」
「いつか良いことが起こるでしょう」
下に行くほど、曖昧なアドバイスですよね。
曖昧であればある程、的中率が高いのはあたりまえです。
具体的なアドバイスを示してくれる占いほど、よく当たる占いだと判断できます。
そしてもうひとつ、「話術に頼らない」というのも、よく当たる占いの大きな特徴です。
占いにおいて、「相手の外見から判断して、当たっていそうな内容から順に話していく」という話術が用いられる場合があります。
この話術は「コールドリーディング」といって、インチキ占い師の常套手段なのです。
このような話術を用いていない占いこそ、信用に値するので、よく当たる占いだと判断できますね。
- 昔から対応関係のデータを積んでいる
- 具体的なアドバイスを行う
- 余計な話術を使わずに話をする
これが、「よく当たる占い」の特徴と真実ですね。
重要なのは「よく当たる占い師」との出会い
自分が抱える悩みに対して、正確なアドバイスや回答を得るためには、まず「よく当たる占い師」と出会うことが何よりも大切です。
数ある種類の中から「当たる占い」を慎重に選んだとしても、実際に占いを行ってくれる占い師自身の技量が低ければ、有益な結果は得られません。
当然ですが、占い師のレベルは人によって様々なのです。
占い師を探そうとして検索してみればわかりますが、よくわからない業者や個人のホームページが星の数ほどヒットしますよね。
「占い師」は資格なども必要なく、誰でも名乗ることができてしまう職業ですから、素人同然の人が名乗っている場合も多いのです。
せっかく思い切って自分の悩みを打ち明けて相談したのに、相手が素人や詐欺師だったら、お金を失うだけでなくとても嫌な思いをすることになります。
- 思い切って相談したのに、言っていることが矛盾だらけだった
- 素人の占い師だったのか、こちらの話に対して動揺しまくりで上手く話が進まなかった
- こちらがちゃんと質問をしているのに、質問で返したり、曖昧な回答しか返ってこなかった
- 願掛けや祈祷など、追加料金がかかるオプションを勝手にやられて、後でしっかり料金を請求された
実際に占い師に占ってもらったはいいものの、このように不愉快な思いを経験した、という人は多いのです。
占い師を選ぶ際は、本当に気を付けなければなりません。
自分のデリケートな悩みを安心して打ち明けられる、親身でかつ実力のある「当たる占い師」を見つけましょう。
- 「でも、良く当たる占い師さんなんて、どうやって出会えばいいのかわからない!」
- 「口コミや、占い師本人のサイトなんかも信用できるかわからないし、不安・・・」
- 「実際に会いに行ってみたら、思ってたのと印象が違ったらどうしよう・・・と考えると怖い」
などなど、当たる占い師を探すといっても、どうしていいやらわからないですよね。
実は、自分にとって相性が良く、当たる占い師に出会うためにはコツがいるのです。
占い師選びで失敗しないために、失敗しない当たる占い師の探し方・選び方を教えますね。
当たる占い師に出会うためには「電話占いサイト」を利用する
当たる占い師に出会うためには、電話占いサイトで占い師を探すのが一番です。
電話占いとは、「占い師に電話を通じて占ってもらう」という形式の占いのことですね。
電話占いサイトには、電話で占いを行ってくれる多くの占い師が登録されていて、その中から気になった占い師を選んで占ってもらうことができるのです。
自力で、当たる占い師を探すのは非常に困難です。
口コミも当てにならないものが多いですし、ましてや占い師本人のサイトやホームページなんか、信用できるかどうかわかりません。
また、なんとか評判の良い当たる占い師を見つけたとしても、その人が自分と合うかどうかはわからないものです。
しかし、ちゃんとした電話占いサイトであれば、厳しい審査を通過した「実力のある、当たる占い師」だけを雇っていますからね。
その中から占い師を選べば、少なくとも「実力のない占い師」や「インチキ占い師」には当たらないわけです。
当たる占い師に出会うためには、まず電話占いサイトを見てみましょう。
電話占いサイトが厳選したたくさんの占い師の中から、サイト内のレビューを見つつ、自分の悩みを解決してくれそうな占い師を選ぶのが一番確実なのです。
また、「電話占い」という形式そのものにも、大きなメリットがあるんですよ。
ここで、最近主流になってきている「電話占い」について、少しお話させていただきますね。
そもそも電話占いとは?
言葉通り、占い師に電話で占ってもらう形の占いのことをいいます。
最近では流行している形式ですが、まだまだなじみのない人が多いかもしれません。
電話占いの基本的な流れを説明しますね。
まず、電話占いサイトなどで見つけた占い師と電話をして、話をします。
自分の悩みや状況を説明し、電話の向こうで、占い師がタロットや霊視など得意な技法で占いを行うのです。
占い師は、占いを行いながら鑑定結果やアドバイスを、その場で電話で話します。
電話占いは基本的に、電話がつながっていた間の時間で料金が設定されていますね。
電話占いの主なメリットは、次の2つです。
- 相談がしやすい
- 悩みや不安に襲われた時、すぐに占ってもらえる
一番良いのは、「相談がしやすい」というところですね。
相手の顔が見えない状態なので、例えば不倫や浮気、借金などの恥ずかしい悩みごとでも話しやすいのです。
自分の部屋で、リラックスした状態で話ができるので、自分の本音を言いやすい、というのも相談しやすいポイントですね。
また、電話占いの場合はプライバシーも守られます。
対面占いの場合は「パーテーションで仕切られているだけ」という状態が多いので、通りかかった人や隣の人に話が聞こえてしまうことがよくあるのです。
電話占いの場合は、完全にプライベートな場所で話をすることができます。
周りの環境を気にせずに、じっくり話に集中することができるんですよ。
そして、「すぐに占ってもらえる」というのも大きなメリットです。
占い師によっては予約が必要な場合もありますが、家にいながらでも会社の昼休みの間でも、電話なら手軽に相談ができます。
深夜帯まで行っているところも多いので、時間を気にせず占ってもらうことができるんですよ。
このように、メリットが多いため、電話占いは今や主流になっているのです。
電話占いサイトで「当たる占い師」を探すコツ
電話占いサイトで占い師を探す場合、「当たる占い師を自分で判断できる」という大きなメリットがあります。
それを活かして、自分に合った「当たる占い師」を選ぶためのコツを教えますね。
電話占いサイトには、登録されている占い師の実績や特徴、得意分野などがそれぞれ書かれているのです。
実際に占いを受けた人の口コミや、ランキングも掲載されているので、それらを参考に当たる占い師を判断することができるんですね。
電話占いサイトに掲載されている占い師の中から、
当たる占い師を探すためのコツは次の3つです。
- 自分が抱える問題に関する専門であるかを見る
- 自分が好感を持てそうな人物か、第一印象を大切にする
- 口コミなどを見て、その占い師のアドバイスの特徴を確認する
まず、占い師にはそれぞれ専門や得意な分野があります。
自分が相談したい内容に関して、的確にアドバイスができる占い師を選ばなければなりません。
たとえば、恋愛に関して占ってもらうなら、当然恋愛に対して一定の見識がある占い師でなけでば良い結果は得られません。
また、法律問題が絡んでくる場合は、法律に関してもある程度知識のある占い師の方が的確なアドバイスをくれます。
もし、電話占いサイトに書かれている情報だけで判断しにくい場合は、思い切ってサイトに問い合わせてみることも大事ですよ。
次に、占い師の写真や紹介文を見た時に感じた、第一印象も大切にしてください。
占い師も依頼者も人同士ですから、人間的な相性があるのです。
これに関しては、かかりつけの医者や美容師と同じですね。
いくら占い師の技術が素晴らしくても、感覚や価値観が合わずに話が上手く伝わらなければ、良い結果は得られません。
占い師自身の技量や評価の高さだけではなく、「自分と感覚が合うか」というファクターが大事です。
判断が難しいところではありますが、必ず「好感が持てそう、話しやすそう」という印象を持った占い師を選んでください。
最後に、「その占い師のアドバイスの特徴を確認する」ということも大事なポイントです。
紹介文だけでなく、実際にその人から占いを受けた人たちの口コミで判断できますね。
- 「こんなアドバイスをいただいて嬉しかった」
- 「こんな話をしてくださったので、励みになった」
など、実際に占いを受けた人たちがレビューを書いていますので、必ずチェックしてください。
同じ技法を使う、同じレベルの占い師でも、結果は全く同じにはなりません。
出てくるアドバイスには、結果的にその占い師の価値観が反映されるからです。
厳しい言葉で背中を押してくれる占い師もいれば、
優しく諭すような話し方で、安心感を抱かせてくれる占い師もいます。
自分はどのようなアドバイスが欲しいのか、どんな話し方をする占い師だとうまく話せるのか、などを考えて、口コミをチェックしてください。
以上3つが、電話占いサイトで当たる占い師を選ぶ際に大事なポイントです。
これさえ守れば、はずれの占い師を選ぶことはまず無いでしょう。
「じゃあ、このポイントさえ押さえれば、当たる占い師に出会えるんだ!」と思ったあなた、ちょっと待ってくださいね。
当たる占い師を選ぶ前に、「電話占いサイト」を選ぶ際にも注意してほしいのです。
電話占いサイトを検索してみればわかりますが、色々なサイトが出てきますよね。
電話占いも近頃利用者が増え、流行していますので、電話占いサイトそのものがたくさん登場しているのです。
適当な電話占いサイトを選ぶと、サービスの質が悪いサイトに引っ掛かってしまいかねません。
- 「厳しい審査をしています」といいながら、適当な占い師を雇っているサイト
- サポートの窓口が代行業者で、サービスや料金を正確に把握していないサイト
- 料金やシステムの手違いに関して、適当な対応しかしないサイト
こんなのが平気でのさばっています。
すべて実際に起こっているトラブルなんですよ。
有名な名前の会社ですら、サイトを利用してみたらサービスが悪く余計なお金を取られた、という話もあるくらいです。
しかし、どの電話占いサイトが安全で利用しやすいのかなんて、正直利用してみなければわからないものです。
そこで、ここではあなたが悪質なサイトに引っ掛からないために、当たる占い師がそろっているおすすめの電話占いサイトを紹介します。
このサイトが推奨する電話占いサイトですので、最初はぜひ、ここで紹介する電話占いサイトを利用してみてくださいね。
おすすめの電話占いサイト
電話占いのサイトは世の中にたくさん存在しますが、実力のある占い師が多数在籍していて、安心して利用できるサイトを選ぶことをオススメします。
占いの種類【50音順】
占いには、大きく分けて「命(めい)、卜(ぼく)、相(そう)」の3つの種類があります。
占いといっても、世の中には本当にたくさんの種類の占いが存在しますよね。
しかし、大きな分類はたった3つなんですよ。
どんな占いを選ぶかを判断する際に、占いの種類や傾向を知っておくと非常に有利です。
勘違いされやすいのですが、いくら占いといってもひとつの占法で何でもわかる、というわけではありませんからね。
たとえば、占い師がタロットを扱っているときに、
「私が人生の中で、果たすべき使命はなんなのでしょうか?」
と聞かれても答えられません。
タロットは「近い過去~近い未来」を見るのに適した占法だからです。
このように、占いには得意分野・不得意分野があります。
良い占い師であれば、相談内容が自分の占いに不向きであればきちんとそれを伝え、別の占術を勧めてくれます。
しかし、多くの場合、自分のお客さんは他に回したくないものです。
そのため、悩みの内容が自分の占術に向いていなくても、無理やりに占ってしま占い師がよくいるんですね。
それではせっかく占ってもらっても、あなたが欲しい答えは手に入りません。
自分の悩みに適した占いを知るために、占いにはどんな種類があるのかを知っておくのは、とっても大事なことなんですよ。
まずは、占いの基本的な分類である「命(めい)、卜(ぼく)、相(そう)」の3種類について、簡単に説明しますね。
①「命(めい)」
その人が持っている性質や流れ、運命や宿命を中心に見る占いです。
占星術などがこれにあたります。
生年月日などを利用して、システム化された方法で結果を出すことから、統計学的な要素が強い占いの種類ですね。
その人がもともと持っている運命や大きな流れを占うのが得意です。
逆に、「YES・NO」をはっきりさせるような回答が知りたい場合には適していません。
また、命術のほとんどは、鑑定に時間がかかります。
なので、予約の際に出生情報を先に送っておくと、占い師とのやり取りがスムーズに進みます。
※電話占いサイトによっては、予約の際に出生情報を送れるシステムがない場合もあります。
②「卜(ぼく)」
何かを決めるときによく使われる占いです。
人が関係する事柄(事件)を占うのに適していますね。
たとえば、「今の恋人との関係や今後の状況について」など、常に変化する事柄を見るのが得意です。
卜(ぼく)はタロットやおみくじなど、偶然性を用いるものが主で、
適切な解釈ができるかどうかという点で占い師の力量が問われる種類の占いです。
③「相(そう)」
対象の姿や形を見て、対象者への影響や吉凶を占うものです。
手相や風水などがそうで、「この世のあらゆるものの姿形に本質が現れている」という考えをベースにしている種類の占いですね。
性格や、運勢の傾向を見るのに適しています。
以上の3種類が、占いの大きな分類ですね。
霊感や霊視などを用いる、この3種類に属さないタイプの占いも稀に存在しますが(命、卜、相に並んで霊(れい)と呼ばれることもあります)、基本はこの3種類に分類されます。
自分の悩みを解決するにはどの種類の占いを選ぶべきなのか、まずは正確に判断しましょう。
また、当たる占い師を選ぶ際にも、この「命・卜・相」の3種類を基準に選んでください。
どういうことなのかというと、
占い師が扱う占術の種類をみて、その人のレベルをある程度推測することができるんですね。
現役占い師オススメの占い師の選び方は、
「卜術がひとつから3個くらい、命術と相術がひとつかふたつある先生を選ぶ」というものです。
なぜなのかというと、扱う占術が10個も20個もあったりする「扱う占術が多すぎる占い師」は、知識や技術が広く浅い可能性が高いからです。
さて、
ここからは、細かい占いの種類について、それぞれ詳しく解説していきます。
- 「種類」
・・・命(めい)、卜(ぼく)、相(そう)のどれに分類されるのか - 「得意分野」
・・・どんな悩みに向いているのか - 「特徴」
・・・特徴や注意するべきこと
それぞれの占いについて、この3つを簡単な表で解説しています。
「自分が選ぶべき占いは何なのか」を判断する際の参考にしてください。
まだ占いを受ける気がなくても、自分が気になっている占いをチェックしたり、ざっと流し見して気になる占いを見つけたりと、いろいろ活用してくださいね。
以下、占いの種類を50音順で紹介します。
占いの種類1.「易(えき)」
易とは、中国古典「易経」に基づいて、吉凶を即時に示す占いです。
「周易」や「断易」などと呼ばれることもあります。
種類 | 卜(ぼく) |
得意分野 | 現在の状況や、質問の答えをはっきりと示す。 決断に迫られた時や是非を問われた時、方向性を示す。 私情の混じらない、「最善」のための選択肢や解決策を探る。 |
特徴 | 歴史も、積んできた対応関係のデータも多く、質問の仕方次第では万能の占術。 ただ、長期的な流れや運勢を占うのは苦手。 どんなに厳しくても、問題に対する明確な答えが欲しい人に向いている。 |
易占いのもととなる「易経」が完成したのは、3500年前だといわれています。儒教の経典でもありますね。
日本の時代にあてはめると、縄文時代の晩期ですから、日本の国家が成り立つ以前から、易占いの基礎は完成していたのです。
政治や戦争の中で、実践的に活用されてきた占いです。
三国時代においては、諸葛孔明(蜀の政治家・武将)も、易経を戦術に取り入れていたといわれていますね。
日本において「易占い」と呼ばれる易は、本場の中国では「易経学(えききょうがく)」と呼ばれています。
自然、世界、宇宙という、すべての体系について記述された、「統計学」とでもいうべき学問なんですね。
(※正確には統計学は17世紀の発祥ですが、膨大なデータを集めていたという点では、易は統計学のようなものといえます)
このように、易占いは歴史が非常に長く、膨大な対応関係を積んでいます。
質問の仕方を間違えなければ、ほぼ確実な診断を下してくれるでしょう。
質問が具体的であればあるほど、易の的中率は高まります。
紛失物を探すのが特に得意な占術です。
また、易は吉凶がとてもはっきりと出るので、ときに救いようのない結果が出ることもあります。
そのため、どんなに厳しくても明確な答えを求めている人におすすめですよ。
占いの種類2.「九星気学」
九星気学(きゅうせい・きがく)とは、生まれた年月日によって定まる九星や干支、方位術や風水を組み合わせて運勢を見る占術です。
種類 | 命(めい) |
得意分野 | 各方位の吉凶を占う。 本質的な才能や、基本的な相性を見る。 開運のための具体的な行動を探る。 |
特徴 | 運勢や相性を占うだけでなく、吉方位・凶方位がわかるのが特徴。 人の気持ちなど、流動的な事柄については占えない。 |
九星気学は、実は日本生まれの占術です。
「九星」というのは中国の発祥で、歴史もそれなりに古いです。
そのため九星気学も歴史の古い、伝統のある占術だと思われがちなのですが、そうではないんですね。
日本で、明治時代に、中国の九星と干支、方位術、風水などをミックスさせてできあがった占術なのです。
主に自身の性格や人との相性、また方位の吉凶を知るために使われる占いです。
方位の吉凶に関しては、九星気学は「良い運気の方位を探す」のではなく、「悪い運気の方位を探す」ものです。
つまり、「悪い方位を探してそちらに近づかないようにする」という考え方なんですね。
また九星気学は、目的の開運法を探るのに適している占術です。
これまで運がなかった人が、九星気学を使って自分の運勢を積極的に好転させることができるのです。
祐気取やお水取りなど、「あちこちの神社やスピリチュアルスポットに行くイベント」は、この九星気学の開運法をもとにしたものなのです。
占いの種類3.「奇門遁甲」
奇門遁甲(きもんとんこう)とは、古代中国発祥の占いです。
九星気学のように、方位によって吉凶を占う種類の占術ですね。
種類 | 命(めい) |
得意分野 | 旅行や散歩、引っ越しなどの吉方位を見る。 開運のための即効性のある行動を探る。 |
特徴 | 太陽エネルギーを利用するため、晴れの日に行うほうが効果が出やすい。 九星気学とよく似ているが、より即効性のある占術。 |
奇門遁甲は、九星気学のもとになった占術ですね。
奇門遁甲術は、もとは占術というよりも「戦術」として用いられていました。
吉方位を占い、敵陣よりも先に吉方位を取ったり、相手に凶方位を取らせて自滅させたり、というように活用されていたのです。
日本においては、その昔都が「平城京→長岡京→平安京」と短いスパンで移動したのは、奇門遁甲を使って吉方位を占った結果だという話もありますね。
奇門遁甲は、このように戦術という特性を持っているめ、
「現状を占う、長期的な運勢を見る」というよりは「より良い結果を得るための後押しをしていく」という種類の占術なのです。
現代に戦はないですが、ビジネスや人間関係に応用しやすい占いですね。
また、九星気学のように、運勢を積極的に開運に導くという特徴があります。
九星気学の基がこの奇門遁甲なので、こちらが世界初の「積極的開運法」だといえますね。
ただ、奇門遁甲はとにかく難しい占術です。
扱える占い師が少ないので、電話鑑定ではなかなか出会えないんですね。
奇門遁甲で占ってもらいたい場合は、メール鑑定をおすすめします。
占いの種類4.「算命学」
算命学とは、中国の陰陽五行にもとづく占星術です。
生年月日から導き出される干支を元に、その人が辿る運命を占う学問として、日本で確立した占術です。
種類 | 命(めい) |
得意分野 | 自分が生まれ持った本質的な特性や、辿る運命を知る。 相手との相性を見る。 何かを始める際、最も良いタイミングを知る。 |
特徴 | 生まれ持った生年月日や干支に加えて、 その人の守護神がどのような働きをしているかによっても運命を鑑定する。 |
算命学は中国春秋時代に発祥したといわれています。
四柱推命に並ぶ、歴史の古い占術ですね。
日本では昭和30年ごろに、台湾から高尾義政さんによって持ち込まれて改良され、「高尾算命学」の名で広まりました。
算命学の特徴は、「人体図(人体星図)」として星を配置するところです。
これによって、人生の大まかな流れと、親・子・兄弟(姉妹)・配偶者との関係を一気に表示するのです。
また算命学では、複雑な計算を用いて「命式」を導き出します。
命式は、3×3の9つのマスの中に、生年月日から計算した干支をあてはめたものです。
マスそれぞれが異なる特性を持っていて、これが算命術を行う際の基盤になります。
算命学において、最も大事なのは守護神の存在です。
守護神は、幸せを運ぶというわけではなく「その人の運勢を安定させる役割」を持った存在ですね。
守護神が、命式の9つのマスのどの位置にいるかによって、守護神の助けが多いか少ないかがわかります。
また、「天中殺」と呼ばれる、
守護神の加護や人の助けが全く得られない期間を知ることもできます。
この天中殺の間は、基本的に「何か新しいことを始めるのは避けるべき」と考えられています。
ただ、「自分を成長させるチャンスである」という解釈をする場合もあるので、必ずしもネガティブな期間ではないんですよ。
他にも算命学では、命式を見ることで自分の本質的な性格を知ったり、相手の命式を用いて相性を見たりすることもできます。
算命学は、自分が生まれ持った運命を見ることができるので、人生の指針が欲しい時などに、特に活躍してくれるでしょう。
占いの種類5.「ジオマンシー」
ジオマンシー(またはゲオマンシー)は、土や石、砂を用いて行う占いです。
「西洋易」と呼ばれることもあります。
種類 | 卜(ぼく) |
得意分野 | 現在の運勢や状況を見て、具体的なアドバイスを示す。 |
特徴 | 自分でも手軽に行える占術として知られている。 もちろん、経験のある占い師に占ってもらえばより詳細な鑑定ができる。 起源が古く、的中率には定評がある。 |
ジオマンシーという言葉はギリシャ語に由来し、「大地による予言」を意味します。
アラブ圏では「砂の科学」とも呼ばれます。
その起源は古く、9世紀頃にアラビア半島で生まれたとされます。
アラビアン・ナイトにも登場しますね。
ナポレオンが好んで使っていたことから、ヨーロッパで大流行したという説もあります。
日本ではあまりなじみがありませんが、じわじわと話題になってきている占術です。「土占い」と呼ばれることもありますね。
ジオマンシーは、土や石を地面に放り投げ、描かれた形を見て占います。
現在では、コインやサイコロを利用したり、紙にペンで点を描いたりと、手軽に行う方法もありますね。
ジオマンシーには16種類の図形(シンボル)があり、描かれた形をこの図形にあてはめて鑑定を行います。
16種類の意匠のうちの一部と、その解釈を紹介しますね。
(出典hanataba.cc)
フォルチュナ・マジョール(Fortuna major)
・・・大きな幸運・援助/大成功/創造性/アイドル性
(出典hanataba.cc)
フォルチュナ・ミノール(Fortune minor)
・・・小さな幸運/早い成功/自己中心的/自己顕示欲/けんかっ早い
(出典hanataba.cc)
ポピュラス(Populus)
・・・群衆/仲間意識/愛情/常識的/結婚にプラスの働き
こういった図形が全部で16種類あるのです。
放り投げた石やサイコロ、自分が描いた点の形をこれらの図形にあてはめて、運勢や性格、相性を読み解きます。
ジオマンシーは、自分で行って、簡単な運勢を知ることもできます。
占い師は、これを「シールド・チャート」と呼ばれる技法で読み解きます。
(シールド・チャートは、4つのシンボルから15個のシンボルを作り、最後に“裁判官”から答えを得るという手法です)
星占術を使って読み解く占い師もいますが、シールド・チャートのほうがメジャーな技法です。
特にプロの占い師は、星占術よりもシールド・チャートを用いる傾向があります。
実力のある占い師であれば、ジオマンシーを用いて現在の状況を占い、具体的なアドバイスを示してくれるでしょう。
こちらの質問が具体的であればあるほど、ジオマンシーの的中率は上がります。
占いの種類6.「四柱推命」
四柱推命(しちゅうすいめい)は、中国占術の最高峰といわれています。
1500年前に中国で確立され、「帝王の運命学」などと呼ばれることもあります。
種類 | 命(めい) |
得意分野 | 本質的な才能や、運勢の傾向を読む。 健康や体質など、身体に関する傾向を読む。 性格や、適職、他人との相性などを読む。 |
特徴 | 人の気持ちや、感情に基づく行動を読むことが苦手。 しかし、個人が生まれ持った運(先天運)を占うには最高の占術といえる。 |
人は皆、生まれ持った「先天的な運命」と、生き方によって変化する「後天的な運命」を持っています。
四柱推命は、その人がもともと持っている「先天的な運命」を占う占術です。
もとは政治や戦争など、政(まつりごと)に関する判断に用いられていました。
四柱というのは「年柱(ねんちゅう)」、「月柱(げっちゅう)」、「日柱(にっちゅう)」、「時柱(じちゅう)」の4種類の柱のことを指します。
年月日と時間を4つの柱に見立てているわけですね。
ここに、陰陽五行や干支、通変星を複合させて事象を具体的に推察することができるのです。
雑誌などに載っている四柱推命は大雑把なものですが、本格的にやる場合はかなり複雑な占術になります。
四柱推命は1500年の歴史の中で、数多くの研究結果や統計を得ていますので、本格的に占った場合の的中率はトップクラスです。
また四柱推命は、個人に関することがほとんどすべて予測可能だとされています。
性格や才能だけでなく、適職、他人との相性、また現在・過去・未来の運命の変化、死亡率が高まる時期など、様々な事柄を予測することができるのです。
生まれ持った運命を占うには、最高の占術だといえますね。
占いの種類7.「紫微斗数」
紫微斗数(しびとすう)は、古代中国で生まれた推命術です。
生まれた時刻と場所、性別などを使って、生まれ持った運命を占います。
種類 | 命(めい) |
得意分野 | 自分の性質を深く知る。 今年・今月など短いスパンの運勢を見る。 恋愛・結婚の悩みについて解決策を探る。 |
特徴 | 緻密な分析を行う占術で、悩みに対して細かいところまで知ることができる。 特に恋愛関係の悩みに強い。 |
命術ではありますが、技術のある占い師は卜術として使うこともあります。
紫微斗数は実在の星を用いて占います。
そのため、中国発祥ながら、四柱推命や算命学よりも西洋占星術に似ています。
紫微斗数は、まだ日本ではあまり知られていませんが、占いのメッカである台湾や香港・シンガポールなどで「的中率が高い」と話題になっている占いです。
生年月日などのデータから「自分がどの星に属するのか」を割り出し、それをもとに分析を行います。
生年月日などを用いるという点は他の命術と共通しているのですが、紫微斗数を行う場合は特に緻密なデータが求められます。
生年月日はもちろん、生まれた場所や時間まで正確に知る必要があるのです。
生まれた時刻に関しても、「だいたい何時頃」では正しい結果が出せません。
生まれた時間が数分でも間違っていれば、全く違う結果が出るからです。
これを面倒くさいと思う人も多いのですが、詳細なデータを用いて緻密な分析を行うからこそ、紫微斗数は的中率が高いんですよ。
紫微斗数は、特に恋愛関係の悩みには強いです。
- いつ運命の人と出会えるのか。
- 今の相手とは上手くいくのか。
- 相手の様子がおかしいが、浮気されているのか。
- 離婚したいが、正しい選択なのか。
- 不倫相手ができてしまったがどうしたらいいか。
などなど、恋愛関係の様々な悩みに対して、正しい判定を与えてくれたという評判が非常に多いのです。
紫微斗数は、基本的にどんな悩みにも対応できる占術ではありますが、
特に恋愛で悩んでいる人、自分の性質を深く知りたい人にオススメな占いですね。
占いの種類8.「宿曜占星術」
宿曜占星術(しゅくようせんせいじゅつ)は、日本の占星術です。
種類 | 命(めい) |
得意分野 | 自分の性格や能力を見る。 日々の運勢を見る。 特定の相手との相性を知る。 |
特徴 | 歴史が長く、精密な鑑定ができる占術。 特に相性の判定が得意で、他の占術と比べて抜群の的中率を誇る。 また、占い師の主観に左右されずらい、という特徴もある。 |
西洋占星術がインドに持ち込まれ、インドで発展した占星術の一部を日本に持ち込んだことから出来上がった占術です。
「宿曜」という中国の星が名前の由来です。
宿曜占星術の的中率はすさまじく、「あまりに当たりすぎるため、宿曜占星術は、江戸時代に権力者によって封印された」という話もあるほどですね。
宿曜占星術は、生まれた日の月の位置を、二十七宿(二十八宿で行う場合もある)に分けて運勢を割り出します。
自分の宿から、自分の性質や能力、運勢を深く知ることができるのです。
また、相手の宿と自分の宿の距離や性格から、相性を占います。
特に、人との相性に関しては驚くほど当たると話題になっていますね。
実際に、現役の占い師も「相性を見るには、宿曜占星術は抜群の的中率」と語っています。
恋愛に限らず、人間関係で悩んでいる場合、ぜひ宿曜占星術を行う当たる占い師を探してみてください。
占いの種類9.「水晶占い」
水晶占いは、水晶に映し出されたイメージを読みとって、運勢を占うという占術です。
「クリスタルゲージング」や、「クリスタルロマンシー」とも呼ばれます。
種類 | 卜(ぼく) |
得意分野 | 遠い未来を見て、これからどうするべきかを探る。 相手の気持ちや、遠くにいる人の気持ちを読む。 探し物の場所を見る。 |
特徴 | 占い師の解釈によって、診断やアドバイスが大きく変わる。 はっきりした、断定的な回答を出すのは苦手。 |
水晶占いは、当然ですが水晶を使用します。
ただ、理想的な素材の完璧な水晶玉はかなり高価なので、水を入れたグラスや水槽を代用することもあります。
水晶占いには、やり方が2通りあります。
1つは、依頼者の相談を聞いたうえで水晶玉に念を送り、水晶玉に浮かび上がってきたイメージを読み解く方法です。
焦点が合わない状態で見つめることで、直感やひらめきが浮かび上がってくるんですね。
この方法の場合、より占い師の霊感が問われます。
もう1つは、水晶占いで用いる絵や記号、または依頼者の持ち物を水晶玉にかざすというやり方です。
かざした物体が、水晶玉の中でどう映し出されたかを通じて、運勢などを読み解くのです。
最近では、こちらの方法のほうが一般的になっていますね。
どちらの方法が良いということはありませんが、もし気になるのであれば、どちらの方法で占ってくれるのかを占い師に確認するといいですよ。
どちらにせよ、占い師自身のインスピレーションや霊感、読解力などに結果が大きく左右されます。
習得するまでにかなりの訓練が必要な占術です。
なので、水晶占いで占ってもらいたい場合は、長年の経験を持ち、しっかりした実績がある占い師を選んでください。
占いの種類10.「数秘術」
数秘術(すうひじゅつ)とは、数を使った占いのことですね。
英語で「ヌメロロジー(numerology)」と呼ばれることもあります。
種類 | 命(めい) |
得意分野 | 自分の人生の目的や使命を知る。 望む相手との相性を見る。 自分の才能・適性を知る。 |
特徴 | 姓名など、生まれ持ったものからソウルナンバーを割り出すため、 先天的な宿命を占うのが得意。 誰かとの相性を占いたい場合、相手の姓名や生年月日などの情報が必要。 |
ピタゴラス式数秘術、カバラ式数秘術、潜在数秘術……など、いくつかの手法が存在します。
流派によってやり方は様々ですが、
「すべての数字には、ひとつひとつに特別な意味がある」という基本原理は変わりません。
生年月日や姓名を、法則に則って数字に変換し、様々なナンバーを割り出します。
- ライフ・パス・ナンバー=あなたが人生をどのように歩んでいくか
- ディスティニー・ナンバー=あなたの人生の目的や使命は何か
- ソウル・ナンバー=あなたの人格、魂はどんなものか
など、様々なナンバーを割り出すんですね。
今あげた3種類は、数秘術の中で最も基本的なものです。
数秘術に長けた占い師は、他にも色々な計算式を用いて様々な分析を行うんですよ。
数秘術の発祥は古代ギリシャにまで遡るといわれていて、歴史はかなり長いです。
(つまり、多くの対応関係を積んでいるので、的中率は高いと考えていいですね)
自分の先天的な運命や使命を知りたい場合に、特に適している占術といえます。
また、自分の才能や適性を見ることができるので、
ビジネスで悩んでいたり、起業を考えている人に人気の占術です。
占いの種類11.「星平会海」
星平会海(せいへいかいかい)とは、四柱推命、占星術、紫微斗数、宿曜占星術を同時に並行する、かなりレベルの高い占術です。
種類 | 命(めい) |
得意分野 | 生まれてから死ぬまでの、人生の詳細な運命を見る。 |
特徴 | 占術としてはレベルが高く、特に苦手とする分野がない。 万能といってもいいほどだが、まともに使いこなせる占い師はなかなかいない。 |
星平会海は、西洋と東洋の占いを複合した占術だといわれています。
「星」は西洋の占星術、「平」は東洋の四柱推命を指していて、
それぞれが「海」を渡って出「会」った、というのが名前の由来です。
(※「星」は東洋の七政星学を指すという説もあります)
複数の占術をかけあわせたものなので、かなり精度の高い診断が可能な占術なんですね。
ただし、占い師は西洋占星術・四柱推命・紫微斗数・宿曜占星術のすべての原理を理解している必要があるため、マスターするのがとても難しい占術です。
占術としては「最終奥義」と呼ばれているほどです。
星平会海はその難しさゆえに、日本ではあまり定着していません。
「星平会海を扱える占い師が少ない」というのが、この占術の唯一の弱点なのです。
もし、運よく星平会海をきちんと扱える当たる占い師に出逢えれば、あなたの運命を詳細に占ってくれるでしょう。
占いの種類12.「姓名判断」
姓名判断は、人の姓名から運勢を占う占術です。
種類 | 相(そう) |
得意分野 | 性格や人生の流れを見る。 適職や、恋愛の傾向を見る。 様々な運勢に関する吉凶を見る。 |
特徴 | 姓名で判断するため、占いの後名前を変更することで開運を図ることがある。 大まかな運勢を見る占術で、細かい事象を読むのは苦手。 |
日本で、明治以降に流行した占術です。
庶民が姓と名を持つようになってから、広まるようになったんですね。
画数や、発音された時の音、また姓名を文として解釈した時の意味などを分析して、運勢を占う占術です。
注意しなければならないのは、日本に広まった際の姓名判断の流派は、大衆にわかりやすいように簡略化されたものであるということです。
現在、日本で広く浸透している姓名判断は、本場である中国の姓名判断とは違い、非常にシンプルなものなんですね。
姓名判断で、緻密な分析に基づいた結果を知るためには、
新しい流派は避けて、なるべく歴史の長い流派を扱う占い師を選んでください。
また、姓名判断は相術なので、改名したり、ニックネームやペンネームを変えることで開運を図ることができます。
電話鑑定でもできる占いですが、詳細に占う場合や、改名や命名の依頼をする場合はメール鑑定がおすすめです。
占いの種類13.「占星術(西洋占星術)」
占星術とは、その名の通り星を見て占う占術です。
太陽や月・惑星などの天体の位置や配列と、地上で起こる事件や事象を結び付けて占います。
種類 | 命(めい) |
得意分野 | 性格判断や恋愛傾向、人生の流れを読む。 良くも悪くも、これから起きやすいハプニングを読む。 人生における転機の時期、注意点などを読む。 |
特徴 | 膨大なデータを利用するため、その場ですぐに結果が出せない。 「人の気持ち」など流動的なものを読むのは苦手。 |
占星術の基本は西洋占星術です。
西洋占星術を簡略化した、「12星座占い」などが一般的に有名ですね。
人類史上に現れた、最も古い学問のひとつである「天文学」と密接につながっていることから、
迷信や、最近登場した雑多な占いとは違う高尚な占術だとみなされています。
ちなみに、占星術の起源は天文学よりも古いです。
星を見て占うことも、星について学んだり惑星の動きを観察したりすることも、星座を作ることも、すべて占星術だったんですね。
天文学は、望遠鏡ができた後、占星術から独立したものなのです。
歴史が長いということは、積み上げてきた対応関係も膨大であるということですから、信用に値する占いであることに間違いはありませんね。
占星術の基本となる西洋占星術では、様々なデータを用います。
- 生年月日
- 出生時刻
- 出生地
生年月日のみを用いて占星術を行う場合もありますが、当然データは多ければ多いほど精密な鑑定ができますからね。
占い師に本格的に占ってもらう場合は、出生時刻や出生地など、なるべく多くのデータが必要です。
占星術ではまず、生年月日などのデータをもとにホロスコープを作成します。
ホロスコープというのは、現実の天体を模式化した図のことですね。
「ある瞬間の星の配置が、その際に地球上で生じた出来事や、その時生まれた人に対して影響を与えている」という考え方を基にして作られた図なのです。
占星術は、このホロスコープをもとに鑑定を行います。
作成したホロスコープで星との位置関係を見ることで、その人の傾向や人生の機転の時期、大きな流れなどを読むのです。
ちなみに、西洋占星術は命術ですが、まれに卜術として扱うことができる占い師もいます。
(日本にはまだ10~20人くらいしかいません)
卜術としての占星術は「ホラリー占星術」と呼ばれます。
ホラリー占星術は、「質問の産まれた(質問された瞬間の)時・場所」の惑星を見て占う技法です。
占星術は、ホロスコープの作成など、診断に手間がかかる占いですから、すぐに結果が出せません。
そのため、電話鑑定よりもメール鑑定が向いています。
利用する電話占いサイトに、予約や、先にメッセージを送れるシステムがあれば、
「情報(出生日・出生時間・出生地)」を先に占い師に知らせておくと、やりとりがスムーズに進みますよ。
占いの種類14.「ダウジング占い」
ダウジング占いは、地下の水脈や金属を探すためのダウジングを、占いに応用したものです。
種類 | 卜(ぼく) |
得意分野 | 自分で気づいていない願望を知る。 直面している問題の解決策を探る。 |
特徴 | 自分の潜在意識を利用した占術。 自分が本当はどうしたいと思っているのか、 潜在的な願望を知るのに適している。 |
普通、ダウジングといえば「隠された金属や水脈を探すもの」ですよね。
もともとダウジングは、生きて行くために欠かせない水脈を探すために編み出された技術です。
それを占いに応用したものがダウジング占いと呼ばれるものなのです。
ペンデュラムという、重りのついた振り子を使用して行うので、「振り子占い」などと呼ばれることもありますね。
ダウジング占いは、ダウザー(ダウジングを行う占い師)が振り子を振り、相談者に対して質問をします。
そうして悩みごとを抱えた本人の、潜在意識の中から解決策を探すのです。
本来、人間の潜在意識には膨大な情報が眠っています。
にもかかわらず、現実に私たちが意識できているのは、その中のほんのわずかな情報だけなんですね。
ダウジング占いは、潜在意識が知っている情報や思考を顕在化し、そこから必要な情報を探り当てる占術なのです。
ダウジングに使われるペンデュラム(振り子)は、波動をキャッチすることで動きます。
人間も物も、すべての存在はある種の波動を放っています。
潜在意識の波動とペンデュラムが同調することによってペンデュラムが動き出し、知りたい事柄を知ることができるのです。
このように存在の波動を用いるダウジング占いは、対象の潜在意識を探るだけではありません。
存在が放つ波動をキャッチすることによって、その人の健康状態や、相性のいい相手や食べ物など、様々な情報をキャッチすることができるんですね。
ダウジングの成功率は、ダウザー自身のサイキックな感受性や能力に左右されます。
ダウジング占いで良い結果を得るためには、実力のある占い師を選ばなければなりません。
ちなみに、ダウジング占いはコツを掴めば自分で習得することができます。
もちろん、経験と技術をもった占い師ほど精密な鑑定ができるようになるわけではありませんが、
「簡単な質問を自分の潜在意識に問いかける」ことくらいはできるようになります。
やり方とコツさえつかめば、いつでも手軽に行える占術ですので、ぜひチャレンジしてみてください。
占いの種類15.「タロット占い」
タロット占いは、タロットカードを用いて行う種類の占いです。
カードをシャッフルし、そこから偶然に出てきたカードによって、回答を導き出します。
種類 | 卜(ぼく) |
得意分野 | 近い過去から、近い未来までの流れを読む。 自分が置かれている状況や、協力者の有無を探る。 相手の心理状態を探る。 選択肢に対して、「こちらを選んだらどうなるか」などの可能性を探る。 |
特徴 | 短いスパンの物事を見るのに適している。 逆に、遠い将来などを見るのは難しい。 また、YES・NOや結果の可否など、断定的な判断をするのには向いていない。 |
最もポピュラーな占術です。
発祥は諸説ありますが、14世紀から15世紀頃に、ゲームとして作られたのではないかという説が最も有力です。
タロット占いといっても、様々な種類のものが存在しています。
タロットカードにも色々な種類がありますが、最もスタンダードなのは、
22枚の「大アルカナ」と、56枚の「小アルカナ」からなる、全78枚のタロットカードですね。
カード1枚1枚に神秘的な絵が描かれていて、それぞれに何かしらの意味が秘められています。
絵柄だけではなく、カードの位置が正位置か(上下が正しい向き)、逆位置か(上下がさかさま)によっても意味が大きく変わります。
占い師(タロット・リーダーとも呼びます)は、相談者の悩みに応じて、カードの意味をリーディングするのです。
占い師によって、カードの解釈の仕方が全く違うこともありますね。
タロット占いは、占い師のインスピレーションや、カードを読み解く力によって、的中率が大きく左右されます。
現状や、過去を読み解くのがとても得意な占術です。
未来に関しては、3カ月先までを読むことができます。
(どんなに頑張っても、タロット占いの場合2年程度の未来を読むのが限界です)
タロット占いは、開運法を見たり、方角を占ったりすることもできます。
意外と万能な占術なんですね。
また、深層心理を読み解くのが得意で、タロットでカウンセリングを行う「タロット・カウンセラー」と名乗る人物がいるほどです。
そのため、相手の気持など、複雑な心理状況を知りたいときも、タロットが向いています。
占いの種類16.「手相占い」
手相占いは、手のひらに刻まれたラインや肉付き、シワなどを見て、性格や運勢を占う占術です。
種類 | 相(そう) |
得意分野 | 性格や傾向から、開運に到るための行動を探る。 才能や適性、願望、運勢など、自分の傾向を知る。 結婚や転職など、人生の転機について知る。 過去、現在、未来の健康状態や運勢を知る。 |
特徴 | 手相は変化するものなので、占う時期によって結果が変わることがある。 人の気持ちなどの流動的なもを見ることや、具体的な質問に答えることは苦手。 |
手相占いは、お手軽で、誰もが知っている占術ですね。
相術の代表格です。
占い師や流派によって、見る部分は様々です。
ラインだけでなく、爪や指の長さ、指紋の形などを見られることもあるんですね。
手相は変化させることができるので、望む未来に近づくためにペンでラインを書いたり、マッサージで希望のラインを付けたり、という開運方法があります。
ただ、手を見て占う占術なので、電話鑑占いに使われることはあまりありません。
手相占いは、画像を送信するタイプのものか、スカイプなどのテレビ電話で話すタイプのものが多いですね。
占いの種類17.「風水」
風水は、古代中国で生まれた「開運のための環境学」です。
環境を変えることで、開運を導くという占術ですね。
種類 | 相(そう) |
得意分野 | 運気の上昇と厄払いをする。 家具の配置、また姿や持ち物を変えることによって、その人の開運を導く。 望む開運のための方位を読む。 |
特徴 | 環境を変えることで、運勢を変えるというのが主なやり方。 未来を見たり、人の気持ちを読むことはできない。 |
風水は、古代中国で生まれた歴史の長い占術です。
「人は、置かれた環境により運が左右される」という思想に基づき成立しました。
風水は奈良時代に日本に入ってきました。
また、風水の知識を総動員して作られたのが、かの有名な平安京です。
風水にも、実は種類があります。
一般的に流通しているのは、陽宅(住んでいる場所のこと。反対に陰宅はお墓のこと)を良くするためのものです。
これとは違って、「八宅風水」と呼ばれる風水もあります。
これは、生まれ年からその人の性質・運気を見ます。
また、運気を安定させる方位学が一緒になっています。
八宅風水は、命術+相術です。
基本的に風水は、自分が望む運勢を開運する為には、環境をどうのように変化させればいいのかを教えてくれます。
逆に、具体的な回答を示すのには向いていない占術です。
「今の状況は変えられなくても、努力次第で運勢や未来は変えられますよ」という可能性を示してくれるのが風水です。
望む未来に近づくために何かを変えたいと思ったときは、風水を利用してみるといいでしょう。
ただし、風水を使って「開運のために、○○を買って、△△に置きましょう!」のように鑑定して、
物を売りつける姿勢が強い占い師には気を付けましょう。
占いの種類18.「夢占い」
夢占いは、その名の通り夢に現れた事象を用いて占いを行う占術です。
種類 | 相(そう) |
得意分野 | 自分でも気が付かない願望や心理を知る。 これから起こることの吉兆を知る。 |
特徴 | 夢分析や心理学など、研究や学問の要素が絡む。 占い師自身の個人的な解釈が多く含まれ、診断に偏りが出る場合がある。 |
夢占いは比較的新しい占術です。
夢には潜在意識が現れるとして、カール・ユングが体系化したのが始まりです。
その人が見た夢を、様々な角度から分析して、吉兆などを占います。
たいていは、決まったシンボルの解釈にあてはめて、夢を分析します。
- 犬=友情
- 虎=名声や金銭
- 龍=急激な成長、飛躍
など、特定のシンボルに対してある程度解釈が決まっているんですね。
とはいえ、素人が本などを読んでシンボルをちょっと勉強しただけで、簡単に正しい診断ができるほど、夢占いは単純なものではありません。
夢を見た人が、そのシンボルに対して一般の感覚とは異なる、特殊な印象を抱いている場合もありますからね。
たとえば、犬は基本的に友情の象徴ですが、「犬に追いまわされた経験が多い」という人にとっては、犬は友情とは程遠い存在です。
相談者の悩みや経験をきちんと聞いて、それを上手く整理したうえで的確な判断ができる占い師でなければ、まともな結果は出せないんですね。
占い師の腕や経験が問われる占術ですので、夢占いをしてもらう場合は慎重に当たる占い師を選んでください。
また、夢占いは心理学や精神分析の性質が強い占術です。
あくまで心理カウンセリングに近いので、未来を占うというよりも、クライアントの今の状態を読みとる技術なのです。
そのため、環境変化を伴う未来予測をするならば、夢占いと合わせて他の卜術も組み合わせて使う占い師がおすすめです。
占いの種類19.「六壬神課」
六壬神課(りくじんしんか)とは、古代中国発祥の占術です。
時刻を元に、天文と干支を組み合わせて占います。
種類 | 卜(ぼく) |
得意分野 | 大事な出来事に関して、「いつ何をするべきなのか」好機を知る。 現在直面している問題に対して、具体的な解決策を探る。 |
特徴 | 大きな流れや運勢を占うのには適さないが、 直面している問題に対してはっきりした回答を示すのが得意。 恋愛や仕事など、タイミングが重要な物事を占うのに非常に適している。 |
六壬神課は、占いの中でも難易度が高く、高度な占術です。
式盤などの道具を使い、時刻や干支などの情報から緻密な分析を行います。
特に他の占術と違うのが、占いを行う際に「占いを行おうとする、まさにその時刻」を重視するという点です。
「人が行動しようとしたその瞬間の心の状態や体調が、物事に影響する」という考えが根底にあるためですね。
その時刻を、天文と干支の知識を利用して解釈するのが、六壬神課の基本的なやり方です。
六壬神課は、「人生のチャンスは絶えず流れ続けていて、私たちはそれに気づくか気づかないかの選択を常に行いながら生きている」という、極めて東洋的な考えに則った占いだといえますね。
そのため六壬神課は、一度占ってもらった後、同じ占い師に占ってもらったとしても、占いの結果が違うことがあります。
「結果が変わるから信用できない!」というわけではなく、その時に合わせて最適な答えを出してくれる占いということなんですよ。
このような性質があるので、六壬神課は「最高の好機を教えてくれる占い」と言われています。
- 良いか悪いかをはっきり答えてくれる
- 行動するべきタイミングを示してくれる
このような特徴から、六壬神課は恋愛や仕事の悩みを占うのに最適だといえます。
占いの種類20.「ルーン占い」
ルーン占いとは「ルーン(runes)」と呼ばれる文字を使った占いです。
種類 | 卜(ぼく) |
得意分野 | 現在自分が置かれている状況を見る。 今後どのように物事が進むのかを見る。 自分で気づいていない出来事や、気をつけるべきことを暗示する。 |
特徴 | タロット占い等のように、明確なやり方が確立されていないため、 占い師のインスピレーションに頼るところが大きい。 また、問題に対する明確な答えを示すのは苦手。 |
ルーン文字は、はるか昔に北欧民族やゲルマン民族に用いられていた文字です。
ラテン文字の普及により廃れてしまい、「失われた文字」として今では一部の意味が伝わるのみとなっています。
ルーン占いで一般的に用いられるのは、最も古いとされる体系からなる24文字が彫られた石と、何も書かれていない「ブランク」という石です。
24文字のルーン文字とブランクを合わせた、25個の石を使うのです。
(※ルーン文字にはいくつかの体系があり、まれに一般的な24文字以外のルーン文字が用いられることもあります)
ルーン文字と、その占いの中での意味を一部抜粋すると、こんな感じです。
- フェフ(Fehu)・・・富、財産、幸せ
- ウルツ(Uruz)・・・試練、競争、審判
- トゥリザーツ(thurizaz)・・・不運、妨害、苦痛
このような文字が24種類あり、それぞれに占い上の意味が決まっているんですね。
占いに使うのは、これらのルーン文字を刻んだ石などです。
ルーンバック(ルーンを刻んだ石を入れる袋)から、質問に合わせて石を引くのが一般的なやり方です。
くじ引きのようなものですね。
出たルーンの配置とその意味合いによって、物事の成り行きを占うのです。
基本的には一つのルーンを引きますが、タロットのように複数のルーンを引くやり方もあります。
占い師によって、ルーン占いの方法は様々ですね。
かつては、石や木、貝殻、ガラスなどにルーン文字を刻んで占いに使っていました。
しかし現在では、ルーン文字が刻まれたパワーストーンや、ルーン文字が描かれたカードを用いるのが一般的になっています。
ルーン文字には、タロットのようにわかりやすい意味があるわけではありません。
さきほど紹介したように、ルーン文字は抽象的な意味しか持たないんですね。
そのため、占い師のインスピレーションや読解力が非常に大事な占術なのです。
実力と経験のある占い師でなければ、ルーン占いだけで的確な診断を下すことは難しいでしょう。
ただ、ルーン占いに慣れた占い師であれば、「ご神託」といわれるほど結果の白黒がはっきり分かります。
占いの種類21.「霊感」
占い師自身の霊感・霊能力を用いて行う、ちょっと特殊な占いです。
「千里眼」や「神通力」、「守護霊対話」、「オーラリーディング」、「前世鑑定」、他にも霊視や霊聴など、様々な能力を掲げている占い師が存在します。
種類 | 基本の3種類のどれにも属さない。 (※「霊」と呼ばれ区別されることがある) |
得意分野 | 占い師の能力や経験によって、得意な分野は様々。 霊感が強い占い師であれば、苦手な分野はない。 |
特徴 | 占い師自身の主観が結果やアドバイスに影響するので、 客観的な解決策を提示するのは苦手。 占い師の霊能力に依存するので、占い師選びが非常に重要。 |
そもそも、霊能力と占いは全くの別物ですので、こういった霊術を用いる占いを認めていない流派は多いです。
ただ、占い師の霊能力が本物なのであれば、非常に強力な占いになりますね。
「霊感タロット」など、複合型の占いも多く基本なんでもありです。
このように霊感を用いる占いは、完全に占い師の霊的な能力に依存しますので、占い師の能力によって的中率にはかなりの差があります。
ただし、占い師や霊能力者を名乗ってはいるものの、能力が低く質の良くない占い師もたくさんいます。
「霊感ないけど、占い師としてサイトに登録して、テキトーなこと言ってお小遣い稼いでる」
みたいな話をする人もいるくらいです。
霊感だけを売りにしている占い師は、基本的に警戒しましょう。
他の占術と霊感を組み合わせて使っている占い師を選ぶと安全です。
また、憑依型の霊能者の場合は、必ず2人1組で行っている人を選んでください。
憑依はもともと、審神者(さにわ)と呼ばれる人とペアで行うのが基本ですからね。
審神者は、霊能者が憑依されている間、それが本物であるかどうかを確認する役割の人です。
また、相手が霊視系の霊能力を掲げている場合、電話占いでその占い師を試すことをおすすめします。
どうするのかというと、
「今の私の服の色は?」など、相手に見えずあなたが見えているものについて聞くのです。
霊視・千里眼・リモートビューイングができるならすぐにわかるはずですし、
守護霊と会話する・式神を使うタイプの霊能者も答えられるはずですからね。
この質問に対して、
「そんなことは霊能力に関係ない」「そんなコトに答える義務はない」
と逆ギレするようなら、その占い師の霊感はほぼ偽物だと思っていいです。
実力のない占い師が一番使いやすいのが霊感という言葉ですからね。
霊感系の占い師は、これでもかというくらい慎重に選んでください。
ちなみに、霊感を使う占い師に依頼をするときは、真夜中、満月の日、また台風などの悪天候の日は避けたほうが無難です。
霊感はとにかくその人のコンディションに左右されやすいからです。
ただ、逆に満月や月食・日食の日のほうが霊感が強くなる人もいます。
依頼する前に、占い師のプロフィールを見て確認しましょう。
占いの種類22.「六星占術」
六星占術は、中国の易学や算命学、万象学などをもとに作られた、細木数子さんオリジナルの占術です。
種類 | 命(めい) |
得意分野 | その人が持つ才能や、人生の流れを見る。 その年・月の恋愛運や勉強運など、運勢を見る。 |
特徴 | 生年月日など、生まれ持った情報をもとに占う。 自分自身のことを深く知りたい場合にとても役に立つ。 |
占星術と響きが似ていますが、内容は別物です。
占星術が「星の動きを見て運勢を占う占術」であるのに対して、
六星占術は「その人が、6つの運命星のなかのどれに属するのかを調べて、その結果から運勢を占う占術」なのです。
六星占術は、まず自分がどの運命星に属するのかを知ることから始まります。
運命星によって、土星人・金星人・火星人・天王星人・木星人・水星人に分類されるのです。
運命星は、生年月日によって算出された運命数や星数によって決定されます。
運命星によってその人の占命盤(12の運気を示すもの)を描き、これをもとに占いを行うんですね。
六星占術は、自分が持っている運命や、短いスパンの自分の運勢を知るのに適した占術といえます。
六占星術は、細木数子さんのオリジナルで、商標登録が出されています。
細木和子さんは弟子なども取っていないので、この占術が使えるのは実質彼女1人なのです。
万が一六占星術を看板に出している占い師がいたら、その人は細木数子さんに訴えられる可能性があるのです。
つまり、六占星術で占ってもらいたいなら、細木数子さん本人に直接お願するしかありません。
もしくは、本を買って自分で試してみるのもいいですね。
まとめ
今回は、よく当たる占い師との出合い方と、占いの種類について、詳しく解説しました。
現実味がなかったり、胡散臭いと思われたりしがちな占いですが、それなりの根拠に基づいて成立し、行われているものだとわかっていただけたはずです。
特に今回紹介した占いの種類は、どれも長い歴史と多くの対応関係を積んできた占術ばかりです。
ちゃんと当たる占い師を選びさえすれば、望む結果やアドバイスが得られるはずですよ。
ぜひ、種類の一覧を見て気になった占いにチャレンジしてみてください。
また、占いを受ける際に何よりも大事なのは、「当たる占い師との出会い」です。
きちんとした運営を行っている電話占いサイトを選び、当たる占い師を選びましょう。
電話占いサイトを利用して、当たる占い師と出会うためのコツは、以下の3つでしたね。
- 自分が抱える問題に関する専門であるかを見る
- 自分が好感を持てそうな人物か、第一印象を大切にする
- 口コミなどを見て、その占い師のアドバイスの特徴を確認する
当たる占い師の悩みごとに対する的確な鑑定やアドバイスは、あなたの人生を良い方向に導いてくれます。
逆に自分一人では解決できない、周りにも相談しづらい問題を抱えたままにしていると、いつまでたっても幸せは訪れません。
大きな問題であろうと、ささいな悩みであろうと、恥ずかしがる必要はないのです。
経験豊富な当たる占い師というのは、占術だけでなく相談役としてもプロなのですから、気持ちを楽に持って相談してみましょう。
当たる占い師との出会いは、あなたの人生を大きく変えますよ。