今回の記事では、離婚したときの子供の気持ちとケアの方法を、年齢別に詳しく解説していきます。
※離婚した場合、子供がお母さんに引き取られるパターンが多いですので、今回はお母さん向けの記事になっています。
親の離婚を知らされたときの子供は、とても複雑な気持ちを抱いています。
不安や混乱はもちろん、ときには怒りや悲しみを覚えることも少なくありません。
そんなとき母親としては、いかに子供の気持ちを理解してあげて、ケアすることができるかが、とても重要です。
子供にとって親の離婚は、当人2人より遥かに大きな事件なのだと理解する必要があるのです。
ですので、子供がいる方で、離婚を考えている、もしくは離婚した、という人は、ぜひ今回の記事を参考にして、子供と向き合ってあげてください。
強い子に育つか、もしくはトラウマを抱えてしまうかは、あなたの手にかかっているのです。
幸せな家庭を存続させるためにも、子供を理解する術を身につけましょう。
目 次
【年齢別】離婚したときの子供の気持ちとケア方法
離婚したさい、子供の気持ちのケアは、年齢別に考えてあげる必要があります。
子供の年齢や状態によって、心境は大きく違ってくるからです。
そこで今回は、下記の通り、子供の年齢別に、気持ちとケア方法をまとめていきます。
- 離婚時の年齢が「0歳」の子供の場合
- 離婚時の年齢が「1歳、2歳」の子供の場合
- 離婚時の年齢が「3歳、4歳、5歳」の子供の場合
- 離婚時に「小学生」の子供の場合
- 離婚時に「中学生」の子供の場合
- 離婚時に「高校生」の子供の場合
自分の子供の年齢と照らし合わせて、ぜひ確認してみてください。
年齢別心のケア方法1.離婚時の年齢が「0歳」の子供の場合
離婚時に0歳の赤ちゃんがいた場合にどうすれば良いか、解説していきます。
お母さんの態度としてとても重要なのは、とにかく普段通りの態度で接してあげることです。
赤ちゃんは、親の庇護を受けなければ生きていくことができません。
そのため赤ちゃんは、親、とくに母親の変化を、とても敏感に感じ取っているのです。
あなたがイライラしたり、落ち込んだりしてしまうと、それが赤ちゃんにも伝わってしまうというわけですね。
ですので、少なくとも赤ちゃんの前だけでも、普段通りの自分でいることを心がけましょう。
そして、できるだけ赤ちゃんに構ってあげるようにしてください。
両親のうち1人が欠けてしまうと、どうしても赤ちゃんに関わる時間は減ってしまいがちです。
そうなると、赤ちゃんは寂しさを感じてしまいます。
できるだけスキンシップや言葉をかける時間を作って、愛情を注いであげることも重要なのです。
普段通りの態度で、できるだけ多くの時間構ってあげること。
赤ちゃんに対しては、これを忘れないようにしてあげてください。
年齢別心のケア方法2.離婚時の年齢が「1歳、2歳」の子供の場合
1歳~2歳の子供に対しては、安心させてあげると同時に、構いすぎないことも重要になってきます。
1歳~2歳というのは、とても甘えたい時期で、よく泣いたり、よくお母さんにくっついてきたりと、とにかく親とのコミュニケーションを求めてきます。
そんな時期に離婚をしてしまうと、子供としてはとても不安な気持ちになりますので、「私は一緒にいるよ」と態度で示し、安心させてあげることがとても重要なのです。
しかし反面、1歳~2歳というのは、自立心が芽生える時期でもあります。
ここであまりに構いすぎてしまったり、過保護になってしまったりすると、子供の自立心が成長することへの妨げにもなりかねないのです。
ですので、この年齢の子供の場合は、ある程度メリハリをつけて接するようにしましょう。
子供が安心して、のびのびと自己表現できるようになったら、構いたいのをグッと我慢して、見守ってあげてください。
年齢別心のケア方法3.離婚時の年齢が「3歳、4歳、5歳」の子供の場合
3歳、4歳、5歳くらいの子供の場合、「お父さんがいなくなったのはあなたのせいではない」ときちんと伝えてあげることが重要です。
このくらいの年齢になってくると、「離婚したのはもしかすると自分のせいではないだろうか」という考え方を持つ子も出てきます。
そして傷ついたり、情緒不安定になったりしてしまうのです。
ですので、まずは、「あなたは何も悪くない」ということをきちんと伝えてあげることから始めましょう。
また、子供によってはわざとわがままを言ったり、怒りっぽくなったりすることもあります。
もしくは、離婚に対して怒っているけれど、その感情を表に出してくれないということもあります。
ただどちらにせよ、子供が処理しきれない気持ちを抱いてしまっている可能性が高いですので、母親としては、きちんとその想いを聞いてあげる態勢を作ってあげてください。
年齢別心のケア方法4.離婚時に「小学生」の子供の場合
子供が小学生の場合は、精神的な成長の度合いによってある程度対応を変えてあげる必要があります。
とくに、6歳、7歳、8歳、9歳頃までは、離婚についてどこまで理解しているか、気にかけてあげてください。
小学生低学年の場合は、離婚について、まだまだ理解し始めの段階である子供が多いです。
ただ、もう愛情がないのだろうとか、もう一緒に生活しないのだろうということは十分理解できていますので、深い喪失感とストレスに悩まされる場合があります。
もし子供に体調不良や問題行動が見られる場合は、迷わずカウンセリングなどの専門的機関を頼りましょう。
そして、同じ小学生でも、中学年、高学年になってくると、離婚というものについて完全に理解し始めます。
そしてその上で、「離婚は悪いことである」と解釈している子供が多いです。
小学生の中学年~高学年というのは、強い正義感を持ち始め、やがて反抗期に至る年齢です。
その分、離婚に対する批判や反抗も大きくなります。
子供が問題行動を起こすようなら、きちんと叱ってあげましょう。
「自分が離婚したから……」と負い目を感じ、子供に対して腫れ物に触るように接してしまっては、子供の気持ちがさらに追い詰められてしまいます。
ただでさえ離婚で父親がいなくなった上に、母親まで変わってしまっては、子供はさらに孤独感を感じてしまうのです。
子供の気持ちのケアはもちろん必要ですが、それと教育は別問題であるという認識を持ちましょう。
もし自分の気持ちの整理が付けられないというのなら、迷わずにカウンセリング等の専門機関を頼ってください。
年齢別心のケア方法5.離婚時に「中学生」の子供の場合
中学生は子供と大人の間と言われる年齢ですので、対応に注意する必要があります。
子供の部分を尊重して、できるだけソフトに話すことも重要なのですが、同時に、大人の部分を尊重して、嘘や隠し事をしないことも重要なのです。
良かれと思って隠し事をしてしまうと、「大人は嘘を吐くんだ」と、子供の信頼を損ねてしまいます。
子供に対して、大人である部分も認めて誠実に対応しましょう、ということですね。
ただし、簡単にいかない場合もあります。
反抗期の真っ只中で、離婚したことに対してかなり強い態度で責め立ててくる場合や、非行に走ってしまう場合もあるのです。
ただ、それらの態度は、離婚によるものではなく、思春期によるものの場合が多いですので、必要以上に重くとらえることはやめましょう。
中学生を超えてくると、相手は自分の子供であると同時に1人の人間です。
きちんと相手の個を尊重したうえで、心のケアをしてあげてください。
年齢別心のケア方法6.離婚時に「高校生」の子供の場合
高校生ともなると、学年によってはもう20歳目前で、ほとんど大人と同じ思考をします。
離婚に対しても完全に理解していますし、場合によっては子供から離婚を勧められる場合もあるようです。
ただ、とはいえまだ成人前ですので、大人の気持ちをすべて理解できるわけではありません。
ありのままを誠実に話すのはもちろんですが、言い方に気を遣ったり、きちんとコミュニケーションをとったりするように心がけましょう。
【子供がかわいそう?】離婚で揺れる子供の複雑な気持ちを解説
ここからは、親の離婚に対して子供がどのような気持ちを抱くのかについて解説していきます。
親が離婚したときの子供は、離婚した当人よりも複雑な気持ちを抱いています。
まだ未熟な精神状態で、当たり前にいると思っていた両親が1人欠けるわけですからね。
年齢によっては、そうそう受け入れられるものではありません。
そこで、心のケアをするためにも、子供がどのような気持ちを抱くのか、知っておきましょう。
子供の気持ちを理解してあげることができれば、うまく接することもできるはずです。
とくに、離婚をしたことに対して子供がどう思っているのか不安だ、という方は、ぜひ参考にしてください。
母親がずっと仕事をしていて寂しいと思う気持ち
両親の離婚によって子供がもっとも感じやすい感情は「寂しさ」です。
父親がいなくなってしまうというのももちろんですが、母親も何かと忙しくなり、子供と接する時間が減ってしまうため、子供が寂しい思いをしてしまうのです。
寂しさのあまり、わざと母親を困らせる態度をとったりする子供もいます。
そのときに、母親が忙しさから構ってあげられないと、問題行動へと発展する可能性もあるわけですね。
離婚するときにとにかく知っておいて欲しいことは、子供が強い孤独感を抱くということです。
ですので、たとえ仕事で忙しくとも、きちんと子供に対して時間を作ってあげて、愛情を注いであげるようにしましょう。
父親と離れて会えない子供の気持ち
ある程度の年齢の子供だと、ある日突然父親に会えなくなってしまったことに対して、「寂しさ」と「喪失感」を味わうことがあります。
当人同士の気持ちはすでに切れていたとしても、子供から親に対する気持ちが切れているとは限りませんからね。
仮に、子供が父親を大好きだった場合、大好きだった父親を突然奪われてしまった子供の喪失感は計り知れません。
あなたが元旦那さんに抱いている心境と、子供が父親に抱いている心境はまったくの別ものです。
あなたと旦那さんが納得の上で円満に離婚していたとしても、子供はそうではない、ということを、きちんと理解して心のケアをしてあげましょう。
離婚した父親と面会するときの子供の気持ち
離婚した父親と面会するときの気持ちは、そのときの子供と父親の関係性によって大きく変化します。
ですので、父親との面会を許すかどうかは、子供の気持ちと父親の人間性をよく考えた上で判断してあげてください。
たとえば、家庭内での暴力が原因だった場合などは、子供は父親に恐怖心を抱いているでしょうから、会わせない方が得策でしょう。
もしくは、相手が自分の事情で子供に会うことを急に止めてしまうような人間なら、子供が混乱してしまいますので、会わせない方が良いです。
逆に、子供がまだ父親のことを好きなようで、かつ父親も誠実な人だというのなら、面会の場を設けるという判断が必要なときもあります。
大好きだった父親に急に会えなくなると、子供は強い「寂しさ」と「喪失感」を感じてしまいます。
そしてときには、その想いがトラウマになってしまうこともあるのです。
父親との面会の是非は難しい判断になりますが、子供は離婚でとても複雑な心境を抱えていますので、父親の人間性や周りの状況と併せて判断してあげるようにしてください。
再婚して新しい父親を迎えたときの子供の気持ち
離婚したとき以上に子供が複雑な心境になってしまうのが、再婚をしたときです。
再婚した場合、子供は下記のようなことを考えます。
- どうしても相手に気を遣ってしまう
- 母親を取られた気持ちになった
- 母親が「母」ではなく「女」に見えて受け入れ難かった
- 再婚する理由を子供のためとは言わないでほしい
- 本当の父親が好きだから、再婚相手は嫌いだった
このように、再婚に対して子供は大きなストレスを感じる場合が多いのです。
とくに小学生以上になってくると、再婚相手を受け入れるのに多くの時間を費やすでしょう。
再婚するときは、まず子供の気持ちを第一優先にしてあげてください。
最初は中々相手を受け入れてもらえないかもしれませんが、何度でも大人の方から歩み寄るのです。
このとき、「どうしてわかってくれないの!」というように、ヒステリックになってはいけません。
あくまで優しく、ゆっくりと関係性を築いていくようにしましょう。
子供がいる場合は離婚しないべき?【占い師さんに聞いてみよう】
離婚したいと考えている人がもっとも悩むのが、子供の存在です。
もう一緒に暮らすことに耐えられないけれど、子供がいるから離婚はできない、と言って、仮面夫婦を続けている人たちは結構な数います。
子供のために、我慢している女性がたくさんいるということですね。
しかし実は、離婚しないことが子供のためになると、一概には言えないのです。
両親の不仲が、離婚よりも深刻な精神的苦痛を子供に与えてしまう可能性だってあります。
とくに子供の前で感情的なケンカをして見せたり、逆に家ではお互い一切の感情を消していたりした場合は、子供に大きな悪影響を与えてしまいます。
さらにひどい場合には「離婚できないのは子供のせいだ」と言って、子供に当たる親もいるのです。
ここまでくると、いっそ離婚してあげた方が子供のためになると言えるでしょう。
とはいえ、離婚が子供に与える影響というのは、なかなか予想しにくいものでもあります。
どちらの選択をすれば子供が幸せになれるのか判断するのは、とても難しいのです。
そこでおすすめするのが、占い師さんに聞いてみるという方法です。
予想するのが難しいことを言い当てるのが占い師さんの本領ですので、相談するにはまさにうってつけの相手だと言えます。
とくに電話占いはおすすめです。
普通の占いの場合、その場の雰囲気で相手をごまかすことができるのですが、電話占いの場合は会話だけで占いをしますので、占い師は雰囲気でごまかすことができません。
電話一本、正真正銘の実力で占いを行い、リピーターを増やしているのです。
さらに、個人の占い師は、たとえ素人であろうと名乗った瞬間から占い師になれるわけですが、電話占いサイトではそうはいきません。
電話占いサイトに所属するためには、厳しい審査を通過しなければならないのです。
とくに「電話占いヴェルニ」さんでは、審査に通過できるのはたった3%という徹底ぶりです。
つまり電話占いサイトには、実力を持った占い師さんが大勢所属しているということですね。
さらに、初回登録時には無料通話ポイントも貰えますので、とりあえずお試しで占ってもらうこともできます。
その辺りについて、詳しいことは下記の記事にまとめてありますので、1度確認してみてください。
⇒占い好き100人に聞いたおすすめ電話占いサイトランキング!当たる占い師さんも特集!
◆電話占い初心者の方へ
「電話占いは初めて」という場合は、「【電話占いとは?】電話占いの仕組みや鑑定までの流れ」の記事を読んでみてください!
初心者の方でも安心して占ってもらえるように、仕組みや鑑定までの流れをくわしく説明しています。
子供がいる場合の離婚については、悩んでもなかなか答えが出ない場合が多いです。
人によっては、旦那の横暴に疲れ切った上に悩みすぎてしまい、体調を崩してしまう人もいます。
そうなる前に、誰か相談できる人を探してみてください。
子供のことを第一優先で考えることは確かに重要ですが、だからといって、自分のことも忘れないようにしてくださいね。
【まとめ】離婚するなら子供の気持ちを第一優先に考えましょう!
今回の記事では、離婚するときの子供の気持ちに焦点を当ててお話ししてきました。
子供にとって、両親の離婚というのは、当人2人にとってよりさらに大きな事件です。
そのため、心のケアが非常に重要になってきます。
子供のケアをするさいは、子供の年齢に合わせた方法で行ってください。
詳しくは、本記事で年齢別にまとめていますので、読み返してみてください。
子供は、親の離婚に対してとても複雑な気持ちを抱きます。
子供の幸せを願うなら、そんな子供の心境をきちんと理解してあげなければいけません。
とくに、父親との面会や、再婚を考えたときなどは、しっかり子供と向き合ってあげてください。
ただ、子供のことを想うあまり、自分が我慢しすぎてしまっては、逆効果になることもあります。
父親がもうどうしようもなくて、早く別れたいのだけれど子供がいるからできない、という悩みはよく聞きます。
しかし、離婚しないことが必ずしも子供のためになるとは限りません。
さらに、相手がよほどの場合は、お母さんの立場からしても限界が来てしまいます。
とはいえ、離婚した方が良いのか、しない方が良いのかの判断はとても難しいものです。
この先どうなっていくかという未来の話でもありますので、1人の力では予測できないのです。
そこでおすすめさせていただいたのが、占い、とくに電話占いです。
実は電話占いには、実力派の占い師さんが数多く所属しています。
占い師というのは、個人経営の場合、たとえ実力がなくても名乗った瞬間からなれてしまう職業です。
しかし電話占いサイトの場合、サイトによっては登録時の審査がとても厳しく、実力がなければそもそも所属ができないのです。
さらに、初回登録時には無料通話ポイントも貰えますので、とりあえずお試しで占ってもらうこともできます。
登録審査の厳しいサイトや、無料通話の件について、詳しいことは下記の記事にまとめてありますので、1度確認してみてください。
⇒占い好き100人に聞いたおすすめ電話占いサイトランキング!当たる占い師さんも特集!
子供を抱えての離婚は、お母さんにとっても、とても難しい問題です。
子供のことを第一優先に考えてあげてほしい、という思いは変わりませんが、だかといって、自分をないがしろにするのも止めてください。
そういう態度は、子供にも伝わってしまいます。
悩みがあるなら、誰かに頼ってもいいんです。
自分1人で抱えこまず、友人でもカウンセラーでも占い師でも誰でも構いませんので、人に頼ってください。
それが、子供の幸せにもつながりますよ。